精神科のドクターについて

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精神科医とは、過重なストレス障害、自閉症、統合失調症、うつ病、ノイローゼ、不眠症、拒食症、認知症、アルコール・麻薬・薬物などの依存・中毒障害など心の病を抱える患者さんの診察・治療を専門に行います。近年は過度なストレスや競争社会が原因で、心に病を抱える心身症の患者さんは増えています。

精神科医は心の病を持つ患者さんに対して、患者さんと話し合って悩みや問題点を聞き、心の病の原因と病気の診断についてはカウンセリングやコミュニケーションを通じて心の状態を的確に把握していきます。患者さんの状態やケースによっては心理検査などを行ったり、身近な衝撃的な体験によってトラウマ(心的外傷)を受け、心のトラブルを起こすことも増えていることから、臨床心理士などのカウンセラーと一緒に、協働して治療や改善策を模索することもあります。いづれにしても患者さんの心の状態をよりクリアーにし、心のバランスを崩した人を柔軟に診る姿勢が求められます。また精神科や心の病は社会的偏見を持ちやすいため、差別やプライバシーに配慮した対応も重要になります。患者さんに対しては、症状や状態に合わせて薬物療法、精神療法、社会療法、行動療法、認知療法、箱庭療法などを行って治療していきます。会社や学校などを休む必要がある場合には、診断書を書くのも精神科医の責務となります。

現在の精神科の治療は薬物療法が中心です。精神科で処方されるクスリは大きく4種類程度に分類され、メジャー・トランキライザー、マイナー・トランキライザー,抗うつ薬、抗てんかん薬などがあります。メジャー・トランキライザーは抗精神病薬とも言われ、幻覚・妄想といった精神病特有の症状を抑え、躁病や不眠症にも用いられます。マイナー・トランキライザーは抗不安薬として不安やイライラなどに広く使われます。抗うつ薬はうつ状態に対する薬で、重度のうつ病に対しては劇的に効果を発揮することもあります。抗てんかん薬はてんかんの発作を抑え、衝動性のコントロール、気分安定のために使われることもあります。

精神療法では、2~3ヶ月に1回外来で世間話をするだけのレベルから、毎日1時間みっちりと分析や連想をする精神分析療法までいろいろなものを含みますが、患者さんと精神科医の人間的な接触は全てこの精神療法に入ると言っていいでしょう。基本的には精神科医が「一緒にいる」「そばにいる」ということを、全ての精神科医が自然に行っていることなのですが、精神科医によって最もスキルの差が出やすいところであり、最も奥深い難しい治療とも言われています。精神科医は心の病を治すスペシャリストです。

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このページは、morimoriが2013年8月22日 18:05に書いたブログ記事です。

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